新型コロナウィルスの感染が日本中に広がっており、日本経済は大きな打撃を受けている。先日、福岡の料亭の女将と電話すると、連日のように予約のキャンセルの電話があるそうで悲鳴を上げていた。僕も、先週予定していた会食が中止になり、予約していた寿司屋にキャンセルの電話を入れた。
「大将、新型コロナウィルスの影響で会食する相手先の会社が会食や宴会が禁止になったので、大変申し訳ないんですが明後日の会食をキャンセルさせてくれませんか?」
そう伝えると、大将は快諾してくれた。
「それは仕方ないね。今度、穴埋めしてね!」
政府はここに来て慌てて新型コロナウィルスの対応策を講じているが、政府の対応が後手に回っているようで日本の危機管理能力に疑問を感じる。韓国では感染者の人数が急に加速しており、韓国よりも早い時期に新型コロナウィルスの感染者が見つかった日本が韓国より感染者が少ないことに違和感を覚える。ひょっとするとオリンピックを控えた日本ではオリンピックを開催するために国家ぐるみで新型コロナウィルスの感染者数を隠ぺいしているのではないだろうか。安倍政権は忖度と隠ぺい体質があるので十分考えられる。また政府は国民に「要請」と言う言葉を使い対応策を発表するが、今の状態では「禁止」という強い言葉で対応策を発表するべきではないだろうか?
先週末に政府が発表した学校を2週間近く休校とする措置より、一層のこと全ての日本国民に一定期間の外出禁止の厳戒令を引き、その期間が終われば、その期間の損害を全て補償し、さらに一定期間、消費税を減税する措置を取った方が良かったのではないだろうか。、このままでは日本経済はリセッションしてしまう。
今週、G7財務相・中央銀行総裁による電話会議が行われ、新型コロナウィルスの感染拡大と市場や経済状況に与える影響を監視しているとしたうえで、G7の財務相はこの局面においてウィルスへの対応を支援し、経済を支えるため適切な場合には財政措置を含め、行動をとる用意ができていると言明した。
そして今週、アメリカのFRBが真っ先に利下げを発表したが、アメリカの株安を食い止めることはできていない。経済政策も必要だが、今はまずコロナウィルスを収束させる大胆な対応が必要で、中途半端な対応では新型コロナウィルスによる悪影響は長引くだけだろう。
早くキャンセルした寿司屋に出掛け穴埋めをしたいのだが…。
written by マックス