「博多祇園山笠」も終わり、そろそろ梅雨が明け僕の大嫌いな夏がやってくる。
今年の夏休みは老いて寝たきりだった愛犬Q太郎の世話をしながら自宅で一緒に過ごす予定だったが、先日亡くなってしまったので、夏休みは家の中を片付け不要なものを処分しようと考えている。
今住んでいるマンションはペットが飼えるのでQ太郎のために引っ越してきたが、Q太郎がいなくなった今、ここに住む必要もないので引っ越しをしようかと考えている。
ネットで福岡の不動産を調べると人口減少の影響なのか、それとも不動産の供給過多によるものだろうか、賃貸物件の空室が以前より増え家賃も下がったように感じる。
また自宅のポストには毎日のように不動産のチラシやパンフレットが大量に投げ込まれているので、不動産の需要が減少していると容易に想像できる。
若い頃にマンションを購入しようと何度かモデルルームを見学に出掛けたが、長期のローンを組むことに抵抗を感じ購入を見送った。そのため僕は一度もマイホームを購入したことがない。もし当時マイホームを購入していれば、今までに支払った家賃の合計金額で僕は住宅ローンを既に完済していただろう。
しかしマイホームを購入すると同じ場所に住み続けることになるだろうし、年齢と共に部屋をダウンサイジングすることが容易にできないので、結局、購入しなくて良かったと思っている。
これからは都心部の不動産であれば価格はあまり下がらないだろうが、都心部から少し離れた場所だと価格は下がりスムーズに売却することができない恐れがある。これから不動産を購入しようと考えている人は経済や市況をしっかり調べ判断するべきだろう。
また不動産を選ぶ際に建物の構造や設備をチェックすることは当然のことだが、建物の周辺環境や隣人にも気を付けなければならない。特に隣にややこしい人が住んでいると、自宅の居心地は悪く争いに発展することもあるので気を付けたい。
今の時代、ベランダでタバコを吸っただけで隣人ともめることもあるようだ。
隣にややこしい人が住んでいると賃貸であれば引っ越せばよいのだが、購入してしまうと簡単に引っ越すこともできず、そのややこしい隣人と長くお付き合いする羽目になってしまい、毎日ストレスを抱えて暮らすことになる。
だから不動産を求める場合は金額よりも立地が良く多少金額の張る部屋を選んだ方が隣人にまともな人が多く、隣人とのトラブルで悩まないだろう。
Q太郎との沢山の思い出の詰まった部屋を出て、心機一転、新しい部屋で生活を始めることも良いだろう。
Q太郎の入った骨壺と一緒に。
written by モンコ