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思考をコントロールする
2019年01月18日

僕もそうだが、多くの人が知らず知らずに常に思考を巡らしている。そして思考することで仕事や自分の将来に不安を感じ、まだ訪れてもいない将来を悲観的に考えてしまうことがある。将来のことを悲観的に考えることは、思考が未来に出掛け不安な気持ちを増幅させ自らを惑わしている。そんな時は未来に出掛けている思考を今に呼び戻し、今現在を集中するため思考をコントロールする必要がある。

自分の思考をコントロールできない人(ほとんどの人がそうだ)は、思考が自分自身を惑わし攻撃し病気になってしまうことすらある。昔から言う言葉だが「病は気から」、先人はちゃんとこのことを理解していた。逆に思考を上手く使うと思考は人間の最高の道具になる。だから思考を本当の自分だと間違えて思い込んでしまうと、本来使われる道具が主人を使ってしまっていることになる。

常に思考を巡らせず客観的に思考を捉え、今、現在に意識を集中させることで不安などのネガティブな思考は消え、今の時間が有意義なものに変わる。しかし一日の生活の中で全てのことに意識を集中させることは難しい。
例えば歩いている時、多くの人はあれこれ考えながら歩いているが、歩いている動作をしっかり意識し風景を楽しんだりすることは簡単にはできない。また食事をするときも意識して食事をしている人は少なく、スマホやテレビを見ながら思考を巡らし食事を取っている。現代人は複数のことを同時に行っているので、何かひとつのことに集中することができず、そのため思考をコントロールすることができなくなっている。そして常に頭の中を思考が勝手に動き回り、そして思考が独り言を話している状態だ。

先週ブログで発表した今年の僕の基本方針は「力まず、我を通さず、そして長いものに巻かれる」(ゆるゆるの1年)。この方針は適当な一年にするのではなく、力を抜き思考をちゃんとコントロールしながら今現在を集中し楽しむことを指している。

多くの人が普段の生活で呼吸を意識することはないだろう。一日のうち一度くらいはしっかり意識して呼吸することは大切なことだ。

「すーはーはー」

written by チュグアナ


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