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東京オリンピックまで後2年
2018年07月27日

東京オリンピック開催まで2年を切った。テレビでもオリンピックを取り上げた番組や、オリンピックを連想させるCMが徐々に放映され、多少オリンピックを実感する。しかし今年のように夏の猛暑の中でのオリンピックは出場選手や観戦者にとってかなり過酷なものだろう。室内競技は多くの観戦者の熱気でエアコンは殆ど効かず、炎天下の中で行われる陸上競技などの出場選手、観戦者には熱中症が続出するのではないかと心配だ。特にマラソン選手に至っては死者まで出るのではないかと危惧している。
気候の良い秋にオリンピックを開催すれば良いと思うのだが、アメリカのテレビ局の事情でオリンピックは8月に行われるという。アメリカでは8月に国内で大きなスポーツイベントなどが少なく、番組コンテンツの閑散期にあたるそうで、オリンピック関係者などと協議し夏季オリンピックは毎回8月に開催されるそうだ。
要は全てにおいて利権と金が絡んでおり、運営側とその取り巻きはオリンピックで随分と儲かる。もう少し選手の体調や観戦者のことを考えるべきではないだろうか。またオリンピックに無償で協力してくれる多くのボランティアの方にも配慮し、飲料やお弁当ぐらい提供しても良いのではないだろうか。

先日、お得意先と会食した際に東京オリンピックに出掛けるか、訪ねてみたところ、何としてもオリンピックの開会式に参加したいそうで、今からホテルの予約にまで目を光らしているそうだ。
僕も当初は開会式に出掛けたいと考えていたが、メイン会場の国立競技場に向かう交通で大混雑が予想されるし、エアコンも無く数万人が押し寄せた満員の国立競技場は肉体的にも精神的にもかなりダメージを受けると思う。だから僕は東京オリンピックには出掛けずに高画質のテレビでも新たに買い、自宅で冷えたビールでも飲みながらゆっくり観戦するつもりだ。東京オリンピックに出掛ける予定のお得意先に気の利いたお土産をお願いしよう。

東京オリンピックが終わると日本にはあまり景気の良い話は無く、日本経済は縮小傾向に突き進んでしまう恐れがある。今から祭りの後をしっかり予測し、手を打っていかなければならない。
特に日本人は祭りに酔いしれ浮かれてしまう人種なだけに、祭りが終わりぽっかり空いた穴を直ぐに埋めることができなければ、日本経済は大きなダメージを受けるだろう。

written by モンコ


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