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最高にちょうど良い!
2017年06月30日

お得意先の周年事業の準備などで慌しい日が続いている。そこに次から次へと仕事が舞い舞い込んで来きており、心身ともに負荷がかかっている。仕事は面白いもので、慌しくなると更に仕事が仕事を呼んでくる。心身に負荷がかからないように年間でバランスよく仕事を頂ければ良いのだが…お得意先の都合なので仕方がない。しかし仕事が無く時間を持て余しているわけではないので有難い。

僕の叔母は東京で上場企業の営業として定年まで第一線で仕事をこなした。彼女は独身だったので定年後は自由に友人と世界中を周り楽しんでいたようだ。しかし高齢になると旅に出かけることはもちろん、自宅から出かけることも減り認知症を発症してしまった。結局、僕の母が姉である叔母を引き取ったが、叔母はみるみるうちに弱っていく。
そんな姿を見ていると、明日は我が身のように感じてしまう。人間はあまりに多くの時間を持つと、心身ともに弱ってしまうのだろう。そう考えると、過労死するほど仕事をする必要はないが、緊張感が多少あり脳を活発にさせながら仕事をすることは良いことなのだろう。

慌しい時間が続くと、のんびりした時間を求めてしまうが、逆にのんびりした時間が続くと慌しい時間を求めてしまう。時間もお金も同じ性質を持っているようで、時間もお金も程よく、バランス良く持っていることが大切なのだろう。ホンダのCMのコピーではないが「最高にちょうど良い」ぐらいがベストだろう。

僕もいずれ仕事を辞めるだろうが、その後の生き方をしっかり考えておかないと、叔母のようになってしまうかもしれない。いくつになっても最高にちょうど良く仕事や活動を行わなければならない。

written by ゴンザレス


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