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生きる知恵
2015年08月07日

よく甥や姪に勉強なんかしなくていいから、子供の頃から生きる知恵を養うように言っている。社会に出てしっかり生きていくためには何よりも知恵が必要だ。

知恵は問題や課題を対処できる能力と僕は考えている。そして知恵を養うには豊富な経験と観察力が必要だ。
豊富な経験は多くのことに興味を持ち、自ら沢山のことを体験しなければならない。観察力は周りにいる優れた人を観察し、どのように対処しているのかを身につけなければならない。また周りにいるトンチンカンな人間も観察し、何故失敗するのかを研究しなければならない。豊富な経験も観察力も長い時間が必要になるので、知恵を身につけるには子供の頃から養っていかないと大人になってからでは簡単には身に付けることができない。

そして知恵と同じくらい大切なことは「自ら何とかする」という気持ちだ。
この気持ちがないと社会人として早い次期から成長することは難しい。知識や企画力は多少勉強すれば何とかなるし、その道に詳しい人に相談すれば全く問題ない。しかし「自ら何とかしよう」とする強い気持ちがないと、いつも周りのせいにしてしまう。社会に出るとこのことを理解していない者が多く、実にトンチンカンな人間が本当に多い。

「景気が悪いから、政治が悪いから、会社や上司が悪いから…」

来週は夏休みなのでゆっくり出来そうだ。甥っ子と姪っ子にこのことを懇々と教えてやろうと考えている。そしてお盆はご先祖さまをお迎えし、子供の頃から知恵をつけるように叱られた祖父と祖母の思い出に浸ってみよう。

そう言えば、お盆に墓参りに出かける人がいるが、そもそもご先祖さまは墓から出て、家に帰ってきているのではないだろうか…。
ちなみに来週は夏休みでブログはお休み♪

written by ジェイク 


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