寒がりの愛犬Q次郎は秋から春までの間は毛をカットしないので、この時期は随分毛が伸び、暑い日はフローリングの冷たい床を転々と移動しながら寝そべっている。そこで行きつけのトリミングショップで毛をバッサリと短くカットしてもらった。「Oh!It’s so cute!」
Q次郎の行きつけのトリミングショップはペットフードやおやつなどの商品が豊富で、いつもペットフードやおやつも購入しているが、ジャーキーは結構値が張り無添加のジャーキーは小さな袋でも1,000円近くする。
「ジャーキー高いな~、自分で作れんやろうか…」
そう思いネットで調べてみると、フードドライヤーという商品を見つけた。フードドライヤーは、乾物を作れる調理家電で食材に合わせて温度と乾燥時間をセットするだけで、簡単にドライフードが作れる。メニューも豊富でビーフジャーキー・ドライフルーツ・乾燥野菜・魚介の乾物など作ることができ、燻製のように煙が出ないのでマンションなどの集合住宅でも安心して使用できる。しかしどの商品もオーブントースターより大きいので、置き場所に困ってしまいそうだ。
さらに調べると、低温コンベクションオーブンという調理家電を見つけた。この商品はフードドライヤーの機能を搭載したオーブントースターで、温度調整は35~230℃と幅広くタイマーは最長12時間と長くほったらかし調理も可能だ。家にあるオーブントースターは古いので買い替えることに。(ちなみにAMAZONで購入した価格は1万円程度)
自宅にコンベクションオーブンが届き、早速、説明書と付属されていたレシピ集を読み、Q次郎のジャーキーを作るためスーパーで鶏のささ身5枚を購入。ささ身を5mmほどの厚さに切り、コンベクションオーブンの網の上に乗せレシピ通りに70℃で6時間のタイマーを設定し調理を開始。ささ身は徐々に水分が無くなり小さくなっていく。鶏を焼いているような匂いがかすかにし、Q次郎も匂いに誘われオーブンの前に座って待っている。待つこと6時間、ついにささ身ジャーキーが完成。
完成したジャーキーは黄金色で美しくパリパリに乾燥している。試食してみると、調味料は一切使っていないが鶏肉の旨味が凝縮されていて美味しい。ジャーキーの粗熱を取りQ次郎に与えると、匂いを嗅ぐと直ぐに噛みつき美味しそうに食べた。
「旨いか!これで旨いジャーキーが沢山作れるぞ!!」
完全無添加の手作りジャーキーは鳥のささ身が5枚で200円強、電気代は約11円なので市販のジャーキーの価格の約5分の1だ。
あまりにも上手くできたので、ペット用のジャーキーを製造販売用しようかと考えてしまった。よしっ!次は牛肉でジャーキーを作ってみよう!!