スポーツクラブデビューの日に予約していたパーソナルトレーナーにすっぽかされ、別のパーソナルトレーナーにトレーニングメニューを作ってもらいスポーツクラブ通いが始まった。2週間が過ぎ、トレーニングメニューを見直してもらおうと再度パーソナルトレーナーを予約したが、予約した日の前日に都合が悪くなったと突然キャンセルされた。そしてキャンセルの電話を貰った翌日に改めて予約の連絡を貰うことになっていたが、1週間経ってもトレーナーからは連絡は無く、その適当な対応に僕は憤り感じそのスポーツクラブを辞めることに。早速、僕はスポーツクラブに出掛けカウンターの中にいた支配人の名札を付けた人に声を掛けた。
「すいません。責任者の方ですか?」
「はい。私が支配人ですが、どうされましたか?」
「お宅の対応があまりにも酷いんで退会したいんですが?」
「えっ、何かありましたか?」
「大ありです。二人のパーソナルトレーナーに予約をすっぽかされ、しかも折り返しの電話もないんです」
「その二人のトレーナーは誰ですか?」
僕は2人の名前を支配人に伝え、経緯を話した。
「そうでしたか。大変申し訳ございません。次は責任感の強いパーソナルトレーナーを付けますので、考え直して頂けませんでしょうか?三度目の正直と言うじゃないですか」
(三度目の正直…ここで使う言葉か…僕はひしひしと怒りが込み上げてきた)
「最初から責任感のあるトレーナーを付けて下さいよ。二度あることは三度あるとも言いますので、きっぱり辞めます。支払った費用を返して下さい!」
「そうですか…。それでは頂戴していました費用は全額お返しいたします。大変申し訳ございませんでした。」
怒りでトレーニング魂に火が付いた僕はその足で、別のスポーツクラブの見学に出掛けた。そこのスタッフは好青年で僕の入会動機を聞いてきた。
「入会の動機は何ですか?」
「実は…。今、そのスポーツクラブを辞めて来たんです。こちらトレーナーは約束を守りますか?」
「うちのトレーナーはしっかりしていますし、予約をすっぽかすなんてあり得ないですよ。今はお得なキャンペーン中で『乗換え割』と言うものがあります」
「乗換え割?まるで携帯電話のショップみたいやね」
僕はその日のうちにそのスポーツクラブに入会しパーソナルトレーナーも予約した。
「よし!心機一転、今まで以上にストイックに体を鍛えてやるぜ~!!」