今年は台風のあたり年のようで毎週のように日本に台風が上陸し、週末も今年最大の台風が日本に向かって来ているので既に台風被害の出ている地域が心配だ。子供の頃、台風で停電すると、懐中電灯や蝋燭に明かりを灯し、トランプなどをして遊んだことを覚えている。当然、ご馳走やケーキはないが季節外れのクリスマスのようで、どこかワクワクして1日が長く感じられた。
以前、ある番組で大人になると時間が経つことが早く感じるのは、大人は子供の頃に比べトキメキが減ってしまったからだと言っていた。時間の感じ方は心がどのくらい動いたのかが重要で、 言い換えるとトキメキの多さで時間の過ぎる速度が異なって感じるそうだ。
例えば子どもの食事を考えると、
「今夜のご飯は何かな? どんな味なのかな? 作り方は? …。うわぁー、星形の人参の入った大好きなポテトサラダだ! 」
など、食事でもたくさんのトキメキを感じるが、大人の食事はただ食事をするという事実だけでトキメキをあまり感じることがないそうだ。そのため子どもは食事をする際も様々な感情が生まれ時間が長く感じるが、大人は単に食事をしただけで時間が短く感じると言う。
このように生活のあらゆる場面でトキメキを感じる機会が多いのか、少ないのかによって、時間の過ぎる速度が異なって感じる。また大人になると毎日の生活が同じ作業の繰り返しで、毎日の生活が単調に感じられ印象に残る出来事も子供の頃と比べ随分と減少してしまう。そのためトキメキが日常生活から消えていき、トキメキを失った大人の1年はあっという間に過ぎるように感じられるそうだ。
それでは大人になってトキメキを感じるためにはどうすればよいのだろうか。それは非日常体験を沢山することが大切だ。例えば今まで訪れたことのない町を旅行で訪れ、その町で生活している人に出会い、異文化に触れ、味わったことのない食事を取る。また新たな趣味やスポーツなどにチャレンジすることでトキメキは増えていくだろう。そして年齢を重ねても素敵な恋をしても良いのではないだろうか。
明日から気持ちの良い秋の3連休だ。3連休の一晩くらい自宅の照明を全て消し懐中電灯や蝋燭で過ごすのも良いかもしれない。いずれにしても折角の3連休なのだからトキメキをたくさん感じて過ごしたい。
ちなみに僕の三連休はトキメキ目白押しだ!
written by ゴンザレス