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消費税増税…
2018年10月19日

日本の税金はとにかく高い。企業は利益から法人税を徴収され、従業員も賃金から所得税を徴収される。また企業が株主に支払う配当金にも税金が課せられるのだが、株主への配当金は法人税引き後の純利益から支払いうので、税金の二重徴収ではないかと思ってしまう。
さらに来年から消費税は10%に引き上げられ、ますます国民は国のために働かなければならない。日本はまるで資本主義の仮面を被った社会主義国のように思える。
国会議員と国家公務員は徴収した税金を合理的かつ効率よく使ってくれれば良いのだが、どうも国民はバカだと考えているようで、国民からはどんどん税金を巻き上げ、適当に予算を組み無駄遣いをしているように思えて仕方がない。

日本は子供の頃からファイナンスに関しての教育をほとんど受けていないので、欧米に比べお金を運用することに疎く、税金の知識もほとんどないので、なかなかお金を増やすことができない。しっかりと自らが、ファイナンスの知識を身に付けないと、国に食い物にされてしまうことになる。騙すなら最後まで騙された方が幸せなのだが、死ぬまでずっと騙され続けると、膨大な税金を国に徴収されてしまう。

来年の消費税増税前に高額商品は駆け込み需要が見込まれ、来年の夏のボーナス商戦は活況だろう。しかし増税後は高額商品が売れず日本経済に深刻な影響を及ぼしかねない。政府は増税後に消費者に増税分をポイントで還元する対策を検討しているようだ。小売業を中心に商品購入時にクレジットカードなどキャッシュレス決済を行うと、増税分がポイントで還元されるというものだが、消費者は増税分の2%をポイントで還元されるので、増税されているにもかかわらず得をしたように感じてしまうだろう。これは消費者が増税をあまり感じないようにするための姑息な手段だ。

先週、世界同時株安となり世界経済が大きく揺れている。現在、世界的に株価は天井を付けているようで、世界経済の振り子は大きく逆方向に振れそうだ。リーマンショックから10年が過ぎ、2019年は世界経済の舵取りは難しい時期に差し掛かる。仮装通貨の暴落、トランプ政権の暴走、民主主義と社会主義との衝突…。何が引き金になるのだろうか。注意しなければならない。

written by マックス


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