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再びカンボジアへ
2018年07月06日

本日より恒例のボランティア活動のためカンボジアに出掛ける。(ボランティア活動と言っても結構酒ばかり飲んでいる…)僕はボランティア精神が殆ど無いので自主的に参加しているわけではなく、得意先からの強い要請に応えお付き合いで参加している。昨年が最後のボランティア活動ということだったが、結局、今年もカンボジアに出掛ける羽目に。(今年こそ本当に最後だと言うが…)

若い頃は多少海外に出掛け、パスポートには異なる国の出入国のスタンプが押されていたが、最近ではカンボジアのビザと出入国のスタンプばかりがパスポートに並んでいる。世界には約200もの国があるのにパスポートにカンボジアばかりのスタンプが押されていると、まるでカンボジアの大ファンのように思える。仕事を引退したら少しでもたくさんの出入国のスタンプがパスポートに押されるように海外に出掛ける予定だ。

カンボジアは世界遺産であるアンコールワットを除くと、パっとした観光名所は殆ど無い。アンコールワットの近くには観光客向けの三ツ星のリゾートホテルが建ち並んでおり、どのホテルも並外れた広大な敷地を有し、プールやスパ、それに複数のレストランやバーを備え楽園を思わせる。しかし一旦ホテルを出ると、そこには赤土のスラム街が広がる。

カンボジアに行くとつくづくこの国に生まれなくて良かったと思う。多少、インフラは整備され豊かになってきているが、日本と比較すると豊かさや、便利さ、清潔さは格段に低い。しかも一年中真夏なので毎日の生活に変化はなく、多くの人が日中は仕事をせず木陰でゴロゴロしている。
彼らの主な交通手段はバイク(ほとんどカブやスクーター)で、運転免許は必要ないそうだ。そのため足の届かない小学生まで平気でバイクに乗っている。またバイクの荷台には複数の人が乗っており、2人乗り、3人乗りは当たり前だ。(中には4、5人乗っている)きっと熱い国なので歩くことや自転車に乗ることが嫌なのだろう。
バイクの免許が必要ないため交通ルールなど無く、いたるところで交通事故が起きている。前回カンボジアに出掛けた際も目の前で車とバイクがぶつかり、バイクに乗っていた男性は跳ね飛ばされ血だらけのまま衝突した車のドライバーと喧嘩をしていた。現地のガイドはカンボジアでは自動車やバイクの保険に入っている人はいないと話していた。この国で危険なものは地雷だけではない…。(ちなみに食中毒にも気を付けなければならない)

今年が最後のカンボジア訪問になるそうなので、今まで見たことのないカンボジアを探してみようと思う。

written by サンゴール


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